思いついた人

ブラッシングは頭皮を傷付けないように

育毛シャンプーや育毛剤など、薄毛対策のためのアイテムが次々と登場しています。
髪を生やすためには、最新のアイテムを使ってみるのももちろん良いのですが、基本に立ち返るという意味でも正しい「ブラッシング」を心がけることが大切です。
ブラッシングのメリットは、髪を解して汚れを取り除く効果のほかにも、頭皮から髪の先まで皮脂をまんべんなく行き届け、髪に潤いをもたらしてくれます。

また、頭皮の下の毛細血管もブラッシングによって血行が促進されるため、栄養分が血液にのってしっかりと毛根の細胞に届き、発毛を促してくれます。
少なくとも育毛シャンプーを使う前は、必ずブラッシングを行うようにしましょう。
髪にくっついたほこりやフケ、皮脂汚れなどを浮かせることができるので、シャンプーの洗浄効果がさらに上がります。
髪や頭皮が乾燥している時は静電気が起きやすいので、事前に水やお湯で頭全体を湿らせるなどしてからブラッシングをかけるようにしましょう。

また、ブラッシングは頭皮を傷つけるためのものではありません。
気持ちよいからといってつい力を入れすぎてしまうと、抜け毛や切れ毛の原因にもなりかねません。
毛先から順にほぐすような気持ちで、下から上へとブラッシングしていきます。

毛先から真ん中、髪の根元までブラシをかけたあとは、今度は上から下へと髪の流れに沿うようにしてブラッシングします。
血行が良くなるため、ピリピリしたりかゆみが出る場合がありますが、ガリガリと掻き擦ると皮膚トラブルの原因にもなります。
ブラッシング→シャンプーにスムーズに移行するためにも、マッサージを行うくらいの気持ちでブラシをかけていくと良いでしょう。
ブラッシング時の注意点として、頭皮に湿疹がある方や、外で日焼けした後、または極端に暑い・寒い・乾燥している場所にいる時は頭皮にも髪にもかなりのダメージが与えられています。
そのような状態の時はブラッシングは控え、しばらく時間を置いてからブラシをかけるようにしましょう。

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