思いついた人

シリコン入りは悪影響。ノンシリコンを選ぼう

最近CMで人気を呼んでいる話題の「ノンシリコンシャンプー」。
頭に「ノン」とついているので、シリコンが入っていないシャンプーを指していることはよく分かるのですが、そもそもシャンプーにシリコンが入っていることを知らなかった方もいることでしょう。
シリコン入りのシャンプーというのは、今から数十年前に髪のツヤ出しのために採用された成分です。

最初は指通りが良くなり、見た目にもきらびやかだということでかなりの人気が出たのですが、パーマがかかりにくくなったり、ツヤがあるわりには髪がパサつくなどといった問題が指摘されるようになりました。
そしてさらに、シリコンは毛髪や頭皮に付着したままなかなか洗い流せないもの、ということが明らかになりました。
つまり、1度や2度の使用ならまだしも、何十回、何百回とシリコン入りのシャンプーを使い続けていると、毛髪や頭皮は外からの水分を吸収することなく、ひたすらツヤだけを保ったまま、中身がスカスカの状態に置かれ、健康的でない頭皮環境が出来あがってしまいます。

そのうち毛髪は水分量が不足し、乾燥していき、パサつきや切れ毛・抜け毛などが発生します。
髪にツヤがあるのに、毛先などはパサついている…そんな時、ノンシリコンシャンプーに替えてみると意外に悩みがすっきりすることがあります。
ノンシリコンシャンプーのメリットは、髪と頭皮に対して余計なコーティングをしないので、洗い上がりが軽く、かつ髪の毛がさらさらになります。

水分を適切に髪の中に留めておけるので枝毛や切れ毛にもなりにくく、カラーリングもスムーズになります。
ノンシリコンシャンプーに替えたら、少なくとも3ヶ月から半年程度は使い続けるようにして、様子を見ると良いでしょう。
シリコン入りの時と大差ない場合は髪が健康的である証拠ですから、どちらのシャンプーを使っても良いと判断できます。

ですが、ノンシリコンで明らかに髪の状態が良くなる方もいらっしゃいますから、まずは髪の状態をよく観察するようにしましょう。
もちろん、髪に何の問題もない方は市販のシリコン入りシャンプーでも問題はありません。
手触りを良くするだけならシリコンが入っているものでも十分なのですが、髪そのものを健康的にしたい方にはノンシリコンシャンプーをおすすめします。

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